名言と共に人生を考える④

 

 ■「君がつまずいてしまったことに興味はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ」リンカーン、元アメリカ大統領)

 

 大半の人は、自分のことで精一杯。挫折してしまったあなたをいつまでも見守ってくれるわけではない。家族もそうだ。自力で這い上がるしかなく、他人に期待してはいけないということだ。

 

 ■「希望を持たない人は失望することもない」バーナード・ショー、作家)

 

 失望や絶望は、前向きに自分を向上させる気概のある人しか持たないもので、堕落した人間が失望することはない。失望している限り、あなたはまだ正気を保っており、大丈夫なのだ。

 

 ■「私たちは苦悩を徹底的に経験することによってのみ、苦悩を癒される」マルセル・プルースト、作家)

 

 「慣れることは大事だ」とは過去の記事にも書いたが、ひたすら苦悩して悩み抜いて、その現状に慣れてしまうことが最初の突破口になる。

 

 ■「時は偉大な医者である」(ベンジャミン・ディズレーリ、政治家)

 

 僕のおじいちゃんもよく言っていた。時が解決してくれることは多い。焦ってどん底から抜け出そうとするから、再び痛手を負うのである。

 

 ■「人生、9勝6敗でいいんだ。勝ち続けるわけにはいかないんですから、いかに上手に負けを拾うか」色川武大、作家)

 

 人は必ず、誰かには負けている。少しずつでも、勝ち越していればそれでいいのだ。

 

 ■「完全を求めることは、人間の心を悩ませる、この世で最悪の病である」(ラルフ・ウォルドー・エマーソン、思想家)

 

 完璧主義は身を滅ぼす。興味のある人は、岡田尊司氏の「あなたの中の異常心理」を読んでみて欲しい。いかに完璧主義は良くないかがわかる。

 

 ■「苦しみの報酬は経験である」アイスキュロス、詩人)

 

 苦しい経験を経て、はじめて人は生きている実感を得られるし、他者を説得できる鋭い言葉を持てるようになるもの。

 

 ■「失敗の連続の人生でも、何もしない人生よりは役に立つだけでなく、尊敬される」バーナード・ショー、作家)

 

 失敗という経験は他人への理解を促す。人の痛みがわかるようになるのだ。

 

 ■「概して、すべての大きな失敗の奥底には、うぬぼれが潜んでいる」(ジョン・ラスキン、思想家)

 

 「どん底から這い上がる」という記事にも書いたが、助けてもらえない人は、謙虚さが足りない。芸能界を見ていればわかるだろう。失墜する人は、もれなく態度が大きい。

 

 ■「人間は、その不幸が人目を引けば、それで半分は慰められる」(デュクロ、作家)

 

 人は自分の不幸を他人に知って欲しいと願い、そして話したがる。最も身近な不幸とは孤独である。

 

 ■「人間は不幸のどん底につき落とされ、ころげ廻りながらも、いつかしら一縷の希望の糸を手さぐりで捜し当てているものだ」太宰治、作家)

 

 負けるとは、あきらめるということで、あきらめなければ、負けはない。

 

 

(終)

 

 

【引用元】

人生を動かす賢者の名言(池田書店